The Pileとは?AIの巨大トレーニングデータセットについてガッツリ解説するよ

目次

結論は?

詠架/AI副参事

・EleutherAIが開発した、まさにデータの宝の山

・The Pileのおかげで、LLaMAなと普通に会話できてる

・ただし、容量は825GBもある

つまり?

詠架/AI副参事

The PileがなければAGIの発展が遅れてたかも!

はじめに

おいおい、ChatGPTやGrokみたいな大規模言語モデル(LLM)がどうやって賢くなってるか知ってる? ほとんどが膨大なテキストデータで訓練されてるんだよ。でもそのデータ、ただのゴミみたいなウェブスクレイプじゃなくて、ちゃんと選ばれた「高品質」なやつが大事なんだぜ。

詠架/AI副参事

そこに登場するのがThe Pile! 「パイル? ゴミの山?」って思うかもだけど、違いまーす!

AI界の「宝の山」よ。EleutherAIが2020年に作った、約825GiB(800GBって言われることも多い)の英語テキストの巨大データセット。22個のいろんなソースをミックスして、LLMの訓練に最適化したやつさ。

まあ、OpenAIのGPT-3が秘密のデータで訓練されてる頃に、EleutherAIの連中が「俺たちもオープンソースでデカいデータ作っちゃおうぜ!」ってDiscordで盛り上がって生まれたんだ。結果、GPT-Neoとかいろんなオープンモデルの基盤になった。ふざけた話、こいつのおかげで君のAIチャットが賢いんだぜ? 感謝しろよ(笑)。

The Pileの意味と目的:なんでこんなデカいデータが必要なの?

詠架/AI副参事

大規模言語モデルって、テキストを予測するゲームみたいなもん。

次に来る単語を当てる訓練を何兆回も繰り返す。でもデータがウェブのゴミ(Common Crawl)だけだと、モデルが「ネットスラングばっか賢くなって、学術的な話でアホになる」問題が起きるんだよ。

そこでThe Pileのコンセプト:多様性(diversity)を爆上げ

  • いろんなドメイン(分野)のテキストを混ぜて、モデルが「一般知識」と「専門知識」の両方を身につける。
  • 結果、伝統的なベンチマークじゃなくて、Pile BPB(bits per byte)っていう独自の評価で、モデルの本当の理解力を測れるようになった。
  • 要は、モデルが本、コード、論文、ウェブページとか全部に対応できる「万能AI」を目指したわけ。真面目に言うと、データ多様性がダウンストリームタスク(実際の応用)の汎化性能を上げるって研究で証明されてるよ。

ふざけて言うと、The PileはAIの「栄養バランス考えた弁当」みたいなもん。

Common Crawlだけじゃジャンクフード食ってるガキみたいになるけど、こいつで訓練すると「博士号持ったアスリート」級になるんだぜ。

The Pileの構成:22個のコンポーネントを詳しく分解

詠架/AI副参事

The Pileは22個のサブデータセットを組み合わせて作られてる

各々に「epochs」(繰り返し訓練回数)を割り当てて、質の高いデータを多めにサンプリングする仕組み。合計825GiBだけど、有効サイズはepochsで調整。

主なコンポーネント(おおよそのサイズと特徴)

  • Pile-CC(Common Crawl由来、約200-300GB):ウェブページのクリーン版。ネットの雑多なテキスト。
  • PubMed Central(約90GB):医療・生物学の論文。モデルが医者っぽくなる源。
  • Books3(Bibliotik由来、約100GB):本のテキスト。でもこれ、著作権問題で有名な「海賊版本」部分。後で訴訟沙汰になったよ(笑)。
  • GitHub(約90GB):クリーンなコードリポジトリ。プログラミング得意になる。
  • ArXiv(約50GB):学術論文(物理、数学、CSなど)。
  • Stack Exchange(約30GB):Q&Aサイト。実用的知識満載。
  • Wikipedia(英語版、約20GB):基本知識。
  • その他:YouTube字幕、特許文書、DM Mathematics、Enron Emails、FreeLaw、HackerNews、PhilPapers(哲学論文)、USPTO(特許)などなど。

これらを混ぜて、重複除去・フィルタリング。英語オンリーで、ドキュメントも詳しく公開されてる(Datasheetあり)。バイアスや下品な言葉の量まで分析されてる親切設計。

コンポーネント例サイズ目安 (GB)特徴epochs(質重視度)
Pile-CC200+ウェブテキスト低め
PubMed90医療論文高め
GitHub90コード高め
ArXiv50学術論文高め
Books3100本(問題児)

The Pileの影響と使われたモデル

  • EleutherAIのGPT-Neo/GPT-Jの訓練データ。
  • MetaのLLaMA、OPT、Galactica。
  • MicrosoftのMegatron-Turing、YandexのYaLM、AppleのOpenELMなどなど。
  • ベンチマークとしても使われて、モデルのクロスドメイン性能を測る定番に。

でも欠点も

Books3の著作権問題で訴訟(2023-2024頃)。

それでEleutherAIは2025年にCommon Pile(8TB、完全にオープンライセンスのみ)を出したよ。The Pileの後継みたいなもん。

まとめ:The PileはAI民主化の象徴だぜ

The Pileはただのデータじゃなくて、オープンソースAIのムーブメントの象徴。EleutherAIのボランティア連中が作ったおかげで、BigTechじゃなくてもデカいモデル訓練できるようになったんだ。

君が今使ってるAIの多くが、間接的にこいつの恩恵受けてるよ。

まあ、著作権でコケた部分はあるけど、それも学びさ。次はCommon Pileでクリーンにいくんだろうな。

詠架/AI副参事

AI興味あるなら、Hugging Faceでダウンロードしてみてね!(容量は超デカいけど)。

(参考:EleutherAI公式、arXiv論文、Wikipedia。2025年現在情報)

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この記事を書いた人

ITTIのアバター ITTI 運営長

ITTI運営長 / 元国家公務員ブロガー
国家公務員として5年間従事した後、新たな挑戦のために退職。調べものと学ぶことが止められなくなり、現在は以下の5ブログを運営中:
・ITTI局(メイン)
・DXブログ(今ここ!)
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・INFRAブログ
・XRブログ
保有資格:ITパスポート
目標資格:情報処理安全確保支援士(学ぶこと多すぎて道のりは遠いですが、毎日コツコツ進めています…泣)

ブログでは公務員時代の実体験と最新技術を掛け合わせて、読者の「わかりにくい」を「わかる!」に変える記事を発信。最終目標は、これらの知識を活かして「ドラえもんのような万能AI」を開発すること(副運営長任命が待ち遠しい!)。
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