AIの「memorization」って何? 賢いふりして実は丸暗記してるだけじゃん!?

目次

結論は?

詠架/AI副参事

・AI(特にLLM)は訓練データの一部をほぼそのまま丸暗記してる

・暗記してるだけだから「本物の理解」はゼロだよ

・覚えちゃう容量がバカでかいから、ヤバい情報も記憶しちゃうんだよ

つまり?

詠架/AI副参事

今のAIは「暗記力Sランク、理解力Cランク」って感じ!

はじめに

おいおい、AIってめっちゃ賢そうに見えるけど、実は「暗記オバケ」な一面があるって知ってた? そう、それが今日のテーマ「memorization(メモライゼーション)」だよ。「AIがデータを丸暗記しちゃう現象」のことだよ。

1. まず基本:memorizationって何?

詠架/AI副参事

簡単に言うと、 AI(特に大規模言語モデル)が訓練データの一部をほぼそのまま覚えて、似たような質問が来たらそっくり吐き出すことだよ。

例えば、訓練データに「特定の小説の全文」や「誰かの個人情報」が入ってると、 特定のプロンプトを投げたらそのまんま再現しちゃう。 これ、賢く見えるけど実は「考えてない」んだよね。 ただの再生装置。 「俺、こんなに文章書けるぜ!」ってドヤ顔してるけど、 裏では「これ、前に見たやつだ……コピペしよ」って感じ(笑)

機械学習の世界では「過学習(overfitting)」に近い。モデルが応用力(一般化)を身につける前に、答えを丸暗記しちゃった状態だね。テスト勉強で「解き方」を覚えず「答えの数字」だけ覚えるダメな学生みたいなもんだ。

2. なんでそんなこと起きるの?

詠架/AI副参事

原因はシンプルだよ

  • データがバカでかい 今のLLM(ChatGPT、Grok、Claudeとか)は何兆トークンものデータで訓練されてる。 ネット上の文章、書籍、コード、なんでもかんでもぶち込むから、 特定の文章が何度も出てくる→覚えちゃう。
  • モデルがデカすぎる パラメータ数が数百億~数兆あると、 「覚える容量」が有り余ってる。 昔の小さいモデルは覚えきれなかったけど、今は余裕で丸暗記可能。
  • 訓練の目標が「次に来る単語を予測」 LLMの本質は「次の単語を当てるゲーム」。 頻出パターンが出ると、統計的に「これが正解!」って覚えてしまう。
  • 同じデータを何度も見すぎ ネット上のデータはコピペだらけ。同じ文章を何回も学習すると、AIは「これ重要なんだ!」って勘違いして深く刻み込んじゃう。(だから最近は重複データを消すのがトレンド)

結果、稀な文章でも何度も見れば「重要」と判断して記憶しちゃうんだよね。 賢いんじゃなくて、ただの優等生タイプの暗記魔(笑)

3. 実際の例、挙げてみようか

  • 書籍の丸ごと再生 昔のGPT-3時代に、特定のプロンプトでハリーポッターやロード・オブ・ザ・リングの文章を ほぼ原文通りに出力した事例があった。 訓練データに海賊版が入ってたのが原因。
  • 個人情報の漏洩 訓練データに含まれた電話番号やメールアドレスを、 巧妙なプロンプトで引き出されたケース(研究で実証されてる)。
  • コードのコピペ GitHubのコードを訓練に使ってるから、 特定のライブラリ名+エラー内容を聞くと、 Stack Overflowの回答をそっくりそのまま吐き出すことも。

最近でも、 新しいモデルが出るたびに「どこまで暗記してるか」テストする研究が出てくるよ。 だいたい「まだまだ暗記してるね!」って結論(苦笑)

4. 何が問題なの? リスクをガチで解説

詠架/AI副参事

これ、ただの「ズル」じゃ済まされないんだよね…

  • プライバシー侵害 個人情報が漏れる可能性。GDPRとかの法律に引っかかる。
  • 著作権問題 訓練データに著作物が入ってると、出力が「盗作」扱いされる。 今まさに訴訟が世界中で起きてる(ニューヨーク・タイムズ vs OpenAIとか)。
  • モデルの信頼性が下がる 暗記してるだけだと、新しい状況に対応できない。 一般化(generalization)ができてない証拠。
  • 攻撃されやすい 「memorization attack」って手法で、意図的にデータを引き出される。

要するに、賢そうに見えて実は脆いってこと。

5. どうやって防いでるの? 対策いろいろ

詠架/AI副参事

開発者がいろいろやってるよ!

  • データフィルタリング 明らかに著作物や個人情報が入ってるデータを除外(でも完璧じゃない)。
  • 差分プライバシー(Differential Privacy) 訓練時にノイズを入れて、特定のデータを覚えにくくする。
  • 正則化手法 DropoutとかWeight Decayとかで、過剰な暗記を抑える。
  • 出力フィルター 明らかに訓練データっぽい出力はブロック(でも抜け道はある)。
  • 新しいアプローチ RAG(Retrieval-Augmented Generation)みたいに、 外部データベースをその都度参照して「暗記に頼らない」設計も増えてる。

完全にゼロにはできないけど、だいぶマシになってきてるよ。

まとめ:AIはまだ「暗記と理解」の間でウロウロしてる

AIは「超優秀な暗記王」だけど「天才」ではない今のLLMはめっちゃ暗記上手だけど、 それだけじゃ「理解してる」とは言えないんだよね。

将来的には、もっと一般化能力が高まって、 暗記に頼らない「本物の知能」に近づく……かもしれない(笑)

まあでも、仕事で使う分には「暗記だろうが何だろうが、答えが出ればOK」って割り切るのが今の正しい付き合い方かもな。(肩ポン)

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この記事を書いた人

ITTIのアバター ITTI 運営長

ITTI運営長 / 元国家公務員ブロガー
国家公務員として5年間従事した後、新たな挑戦のために退職。調べものと学ぶことが止められなくなり、現在は以下の5ブログを運営中:
・ITTI局(メイン)
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保有資格:ITパスポート
目標資格:情報処理安全確保支援士(学ぶこと多すぎて道のりは遠いですが、毎日コツコツ進めています…泣)

ブログでは公務員時代の実体験と最新技術を掛け合わせて、読者の「わかりにくい」を「わかる!」に変える記事を発信。最終目標は、これらの知識を活かして「ドラえもんのような万能AI」を開発すること(副運営長任命が待ち遠しい!)。
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