トウキ 総務部次長ちょっとちょっと、セキュリティの話してて「NIST? 何それお菓子?」とか言ってるレベルじゃ、マジでヤバいよ?
NISTって結局何なの?基本からぶった斬る



NIST(ニストと読む)は、
National Institute of Standards and Technologyの略。
日本語で言うと「米国国立標準技術研究所」。
1901年に設立された、米国商務省傘下の超老舗機関だ。 原子時計作ったり、単位の基準決めたり、いろんな技術標準をガチで作ってる組織。
でもセキュリティ業界でNISTが出てきたら、99%はサイバーセキュリティ関連の話。 NISTは「これがセキュリティのベストプラクティスだよ」って世界基準レベルのガイドラインをバンバン出してる。 特に有名なのがNIST Cybersecurity Framework(CSF)とSP 800シリーズ。 これ知らないと、セキュリティ担当者として恥ずかしいレベルだからな(ニヤニヤ)。
セキュリティ界のバイブル:NIST Cybersecurity Framework(CSF)とは
NISTのセキュリティで一番有名なのがサイバーセキュリティフレームワーク(CSF)。 2014年に初版が出て、2024年2月にCSF 2.0がリリースされた最新版が今熱い。
CSFの目的はシンプル: 「組織がサイバーリスクをちゃんと理解して、管理して、減らせるようにする」 規模や業種問わず使える汎用性がウリで、無償公開されてるから誰でも使える神仕様。
CSF 2.0の構成:6つの機能が全部大事



NIST CSF 2.0、要は「経営陣、逃げんなよ」って話だぜ
これまでの「現場が頑張れ」スタイルから、「トップが責任持て」にシフトしたのが最大の変更点。超ざっくり解説するぞ。
1. Govern(統治)★新入りにして最強
「セキュリティ? 情シスに任せてるから」とか鼻ほじってた役員をひっぱたく機能。 ルール作り、予算、責任の所在は経営層が決めろってこと。「知らなかった」はもう通用しねーぞ。
残りの5つ(いつもの現場仕事)
今まで通りだけど、サボると死ぬやつら。
- Identify(特定): 自分たちが何を持ってるか(PC、データ)把握しろ。在庫管理もできねーのに守れるわけねーだろ?
- Protect(防御): 鍵かけろ、社員教育しろ。ノーガード戦法は禁止な。
- Detect(検知): 侵入されたら即気付け。ログ見ろ、寝るな。
- Respond(対応): 燃えたらどうするか決めとけ。テンパってたら会社が沈むぞ。
- Recover(復旧): さっさと元に戻せ。バックアップ取ってないとか論外だからな。
四の五の言わずにやれ!



全部繋がってるから、どれか一つでも欠けたらアウト。IPA(情報処理推進機構)も推してるよ
もう一個の鉄板:NIST SP 800-53って何?



NIST SP 800-53、一言で言うと「セキュリティ界の広辞苑(鈍器)」だぜ。
CSFが「健康になろうぜ!」っていうスローガンなら、SP 800-53は「毎日これとこれを何グラム食って、この角度で筋トレしろ」って書いてある激重マニュアルだ。
何が書いてあんの?
「具体的にどう守るか」のカタログ。 最新のRev 5(第5版)には、800個以上の「やることリスト(コントロール)」が詰まってる。全部読もうとしたら日が暮れるどころか年が明けるぞ。
- AC(アクセス制御): 勝手に入らせんな。
- AU(監査と責任): 誰がやったか記録しろ。
- IR(インシデント対応): 燃えたらすぐ消せ。 …みたいなカテゴリ(ファミリー)が20個もある。
誰が使うの?
- 米国連邦政府: 強制参加。逃げ場なし。
- 民間のガチ勢: 「うちはセキュリティで飯食ってます」っていう意識高い系企業。



これを全部完璧にやろうとすると社員が死ぬから、必要なところをつまみ食いして使うのが大人の作法。
丸暗記しようとすんなよ!
他にもあるよNISTのセキュリティ神資料



NISTファミリーの残りメンバー、クセ強すぎるぜ!
CSFが「教科書」、800-53が「辞書」なら、こいつらは「専門書」とか「虎の巻」だ。
1. RMF (SP 800-37):無限ループのスタンプラリー
「システム動かしていい?」って許可をもらうための6ステップの儀式。
- Categorize(分類): どんくらい重要か決める。
- Select(選択): 対策選ぶ。
- Implement(実装): やる。
- Assess(評価): テスト勉強したか確認。
- Authorize(認可): 偉い人のハンコもらう(ここがゴール)。
- Monitor(監視): その後もずっと見張る(ここから地獄)。
「作って終わり」じゃない。死ぬまで監視させられるのがRMFだ。
2. SP 800-171:国防の門番
「米軍のCUI(重要だけど機密じゃない情報)を扱うなら、これ守れ」っていう踏み絵。 800-53(激重マニュアル)から「民間企業ならこれくらいで許してやるよ」って抽出した弟分。 …なんだけど、これ守れてないと国防総省のサプライチェーンからキックされる。日本の防衛産業も他人事じゃねえぞ。
3. SP 800-63:パスワード論争の最終兵器
「ログイン画面」の神様。 「パスワードの定期変更? 意味ねーからやめろ」って言い出したのはコイツ。
- 63A(身元確認): お前、本人か?
- 63B(認証): 鍵(パスワード)持ってるか?
- 63C(連携): 他のサービスでも使えるか?
「3ヶ月に1回パスワード変えさせてくる化石みたいな上司」は、このドキュメントで殴って黙らせろ。
なんでNISTがこんなに重要なんだよ?
- 世界標準(デファクトスタンダード): ISO 27001が「免許証」なら、NISTは「運転テクニック」。みんなこれを見て練習してる。持ってないとモグリ扱いされるぞ。
- バイキング形式(柔軟性): 「全部やれ」じゃなくて「お前の会社に合わせて選んで食え」ってスタンス。中小企業からGoogleまで使える神仕様。
- 日本もカンニングしてる: 経産省や金融庁のガイドライン見てみろ。中身ほぼNISTだ。(日本の役所も「右へならえ」が大得意だからな!)
最強の「言い訳」ツール
社長に「うちのセキュリティ大丈夫か?」って詰められた時、 「あー、たぶん平気っす」→ 激怒される。 「NISTの基準に照らすと、現状はTier 2です」→ 「おお、なんか賢そうだな」ってなる。
自分の身(評価)を守るためにも、NISTの名を借りておけ!
まとめ:今日からNISTマスターになれ
NISTはセキュリティの「教科書」みたいな存在。 特にCSF 2.0とSP 800-53を押さえとけば、もう胸張って語れる。
初心者はまず公式サイト(nist.gov/cyberframework)からCSF 2.0のPDF落として読むべし。 日本語訳もIPAにあるから楽チン。




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