ゼロショット学習とは? 訓練データゼロで賢くなるAIのズルい技をガチで解説

目次

結論は?

詠架/AI副参事

犬と猫は訓練したけど、突然『ゾウ』の写真出されても『これはゾウだ』って答えられる

見たことないけど、知識で推論できる状態をAIに持たせる技術だよ

つまり?

詠架/AI副参事

AIが学んだ内容を活かして自分で考えれるようになる

はじめに

おいおい、AIに「これまで見たことないもの」をいきなり当てさせたいって欲張りすぎだろ? それを実現するのがゼロショット学習(Zero-Shot Learning)だよ。

訓練データがゼロ、つまり「そのクラスの例を一切見せていない」のに、正しく分類や生成ができちゃう魔法みたいな技術。 「そんな都合のいい話あるわけねーだろ」って思うじゃん? あるんだな、これが。

ゼロショット学習の意味を一言で言うと

詠架/AI副参事

訓練時に見せていないクラスやタスクを、追加学習なしでこなす能力のことだよ。

普通の機械学習だと「犬と猫の写真を1000枚ずつ見せて、犬か猫かを分類させる」みたいな感じで、必ず「答えの例」を大量に見せる必要がある。 でもゼロショットなら「犬と猫は訓練したけど、突然『ゾウ』の写真出されても『これはゾウだ』って答えられる」みたいな芸当が可能になる。

要するに「見たことないけど、知識で推論できる」状態をAIに持たせる技

なんでそんなことが可能なのか? その仕組み

ゼロショット学習が成り立つ大きな理由は2つ

  1. 事前学習済みの巨大モデルを使う GPTシリーズやCLIP、LLaVAみたいな超巨大言語モデル・マルチモーダルモデルは、インターネット上の膨大なテキストや画像+テキストのペアで訓練されている。 その結果、「ゾウってでかい灰色の動物で鼻が長い」みたいな「意味の知識(セマンティック知識)」をすでに持ってる。 だから「ゾウの写真」を見せられたら、画像特徴と「ゾウ」のテキスト記述をマッチングさせて「これゾウだな」と判断できる。
  2. テキストを橋渡し役にする(プロンプトの力) 最近のゼロショットはほとんど「プロンプトエンジニアリング」で実現してる。 例:「この画像に写っている動物は?」って聞くだけで、モデルは内部の知識から答えを導く。 クラス名を直接テキストで与えるだけで、画像分類もできちゃう(これがCLIPの代表的な使い方)。
詠架/AI副参事

要するに、丸暗記じゃなくて『意味』で理解させてるから応用が効くってことだよ!

具体例でイメージつかめよ

  • 画像分類の例(CLIP) 訓練データ:犬、猫、車、飛行機の画像を大量に。 ゼロショットで:「キリン」の画像を出されて、「これはキリンですか? ライオンですか? ゾウですか?」みたいな選択肢を与える。 モデルは「キリン」のテキスト記述と画像の特徴を比較して、「キリン」が一番近いと判断 → 正解。
  • 言語タスクの例(GPT-4とか) 「フランス語で『おはよう』って何?」って聞く。 フランス語の訓練を特別にしてないのに、「Bonjour」と正しく答える。 なぜ? 事前学習で英語とフランス語の対応を大量に見てるから。
  • 翻訳や要約もゼロショット 「この日本語の文章を英語に訳して」って指示するだけで、追加の翻訳データなしで高品質に訳せる。

ゼロショット vs ワンショット vs フューショット

詠架/AI副参事

ここ大事だから表でまとめたよ

種類訓練時に必要な例の数説明
ゼロショット0個一切例を見せずに推論
ワンショット1個1例だけ見せて「これと同じ感じでやって」
フューショット数個〜数十個少量の例でファインチューニングっぽいこと
普通の教師あり数百〜数万ガッツリ例を見せて学習

ゼロショットが一番「ズルい(=効率的)」ってわけ。

メリットとデメリット(正直に言うぞ)

メリット

  • データ収集コストがバカみたいに減る(ラベル付け不要)
  • 新しいクラスやタスクにすぐ対応できる(柔軟性抜群)
  • 希少なクラス(例:珍しい病気)でも対応可能

デメリット

  • 性能はフューショットやフル訓練に比べて落ちることが多い
  • モデルの事前知識に依存するから、偏り(バイアス)がそのまま出る
  • 「本当に理解してるのか?」って疑問が残る(幻覚も起こりやすい)

実際の応用例

  • CLIP(OpenAI) → 画像検索、画像キャプション生成のベース
  • GPT-4 / Grok / Claude → チャットでゼロショット翻訳、要約、コード生成
  • Stable Diffusion系の画像生成 → テキストプロンプトだけで未知の組み合わせ生成(これも広義のゼロショット)
  • マルチモーダルモデル(LLaVA, GPT-4o) → 画像見て質問に答える

まとめ:ゼロショット学習は未来のスタンダード

「訓練データゼロで賢くできる」って聞くとチートみたいだけど、実際は「人間みたいに知識を転用してる」ってだけ。 人間だって「ユニコーンってどんな動物?」って聞かれたら、馬+角のイメージで答えられるだろ? それと同じ。

これからのAIはますますゼロショット能力が上がっていく。 お前もプロンプト上手くなって、AIをゼロショットでフル活用しろよ。 じゃないと、AIに「こいつ使えてねーな」って思われちゃうぞ(笑)。

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この記事を書いた人

ITTIのアバター ITTI 運営長

ITTI運営長 / 元国家公務員ブロガー
国家公務員として5年間従事した後、新たな挑戦のために退職。調べものと学ぶことが止められなくなり、現在は以下の5ブログを運営中:
・ITTI局(メイン)
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保有資格:ITパスポート
目標資格:情報処理安全確保支援士(学ぶこと多すぎて道のりは遠いですが、毎日コツコツ進めています…泣)

ブログでは公務員時代の実体験と最新技術を掛け合わせて、読者の「わかりにくい」を「わかる!」に変える記事を発信。最終目標は、これらの知識を活かして「ドラえもんのような万能AI」を開発すること(副運営長任命が待ち遠しい!)。
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