【真面目版】純粋リスクと投機的リスクの違い|保険で備えるリスクと投資のリスク

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「損するだけ」のリスクと「得するかも」のリスク——純粋リスクと投機的リスクの違いを知ろう

空子/情報セキュリティマネジメント担当

私たちは日常生活の中で、さまざまな「リスク」に囲まれて生きています。交通事故に遭うかもしれない、台風で家が壊れるかもしれない、投資で損をするかもしれない。こうした不確実性はすべて「リスク」と呼ばれます。

しかし実は、リスクには大きく分けて2つの種類があることをご存じでしょうか。それが「純粋リスク」と「投機的リスク」です。

この2つの違いを理解しておくと、保険や資産運用の考え方がぐっとクリアになります。今回は、専門知識がなくてもわかるようにやさしく解説していきます。

純粋リスクとは?——「損をするか、何も起きないか」の二択

空子/情報セキュリティマネジメント担当

純粋リスクとは、もし何かが起きた場合には「損失だけが発生する」タイプのリスクのことです。つまり、結果は「マイナスになるか、ゼロ(何も起きない)か」のどちらかしかありません。プラスの結果、つまり「得をする」という可能性がないのが特徴です。

身近な例を挙げてみましょう。

  • 火事で家が燃えてしまうリスク
  • 交通事故でケガをするリスク
  • 台風や地震で建物が壊れるリスク
  • 病気になって入院するリスク
  • 盗難に遭うリスク

どれも、「起きたら困る」けれど「起きなければ特に得もしない」ものばかりです。火事が起きなかったからといって、お金が増えるわけではありませんよね。これが純粋リスクの本質です。

純粋リスクの大きな特徴は、保険でカバーできるという点にあります。火災保険、自動車保険、医療保険、地震保険。

これらはすべて純粋リスクに備えるための仕組みです。保険会社は、大勢の人からお金を少しずつ集め、実際に不幸に見舞われた人に保険金を支払います。純粋リスクは「起きる確率」や「被害の大きさ」を統計的に予測しやすいため、保険という仕組みと相性が良いのです。

投機的リスクとは?——「損をするかもしれないし、得をするかもしれない」

空子/情報セキュリティマネジメント担当

一方、投機的リスクとは、結果が「損失になる可能性」も「利益になる可能性」もあるタイプのリスクです。プラスにもマイナスにもなりうる、いわば「賭け」の要素を含んだリスクと言えます。

こちらも身近な例を見てみましょう。

  • 株式投資で値上がりするか値下がりするかわからないリスク
  • 新しいビジネスを始めて成功するか失敗するかわからないリスク
  • 不動産を購入して価値が上がるか下がるかわからないリスク
  • FXや仮想通貨の取引で利益が出るか損失が出るかわからないリスク

どれも「うまくいけば儲かる」けれど「失敗すれば損をする」というものです。株を買って株価が上がれば利益を得られますが、下がれば損をします。起業して大成功すれば大きな収入を得られますが、失敗すれば借金を抱えることもあります。

投機的リスクは、基本的に保険ではカバーされません。なぜなら、利益を得るチャンスがあるものに対して「損した分を補填してください」という仕組みは成り立たないからです。投資で損をしたからといって、保険金が出ることはありません。投機的リスクをとるかどうかは、あくまで自分自身の判断と責任に委ねられています。

2つのリスクの違いを整理しよう

空子/情報セキュリティマネジメント担当

ここまでの内容を簡単にまとめてみます。

純粋リスクは、結果が「損失」か「変化なし」のどちらかであり、自分の意思とは関係なく誰にでも降りかかる可能性があります。そして、保険による備えが可能です。

投機的リスクは、結果が「損失」にも「利益」にもなりうるもので、自分の判断でリスクを取りに行くという能動的な性質を持っています。保険ではカバーされず、自己責任で管理する必要があります。

もう一つ重要な違いがあります。純粋リスクは「避けたいもの」であり、できるだけ小さくするのが基本的な考え方です。一方、投機的リスクは「あえて取りに行くもの」です。リスクを取るからこそリターン(利益)を得るチャンスが生まれるのであり、リスクをゼロにしてしまえばリターンもゼロになります。

日常生活でどう活かせばいい?

空子/情報セキュリティマネジメント担当

この2つのリスクの違いを知っておくと、お金に関する判断がしやすくなります。

まず、純粋リスクに対しては「保険」で備えるのが合理的です。火災保険や医療保険など、万が一のときに生活が破綻しないようなセーフティネットを用意しておきましょう。ただし、すべてのリスクに保険をかける必要はありません。貯蓄で対応できる小さなリスクにまで保険料を払い続けるのは、かえって非効率です。「起きたら生活が立ち行かなくなるレベルの損失」に絞って保険を活用するのが賢い使い方です。

次に、投機的リスクに対しては「リスク管理」の意識が大切です。投資をする場合は、自分がどれだけの損失に耐えられるかを事前に考え、分散投資などの方法でリスクを抑える工夫をしましょう。「リスクがあるから怖い、だからやらない」と全て避けてしまうと、資産を増やす機会を逃してしまいます。大切なのは、リスクをゼロにすることではなく、自分に合ったレベルのリスクをコントロールしながら取ることです。

おわりに

純粋リスクと投機的リスク。言葉だけ聞くと難しそうですが、要するに「損しかない不運のリスク」と「損得どちらもある挑戦のリスク」という違いです。

空子/情報セキュリティマネジメント担当

不運のリスクには保険で備え、挑戦のリスクには知識と計画で向き合う。この基本を押さえておくだけで、保険の選び方も、投資への向き合い方も、きっと変わってくるはずです。リスクを正しく理解して、安心と成長の両方を手に入れましょう。

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この記事を書いた人

ITTIのアバター ITTI 運営長

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調べものと学ぶことが止められなくなり、現在は以下の4ブログを運営中:
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